「ナプキン」と「ナフキン」

<リネン豆知識>
レストランやホテルでの食事にかかせないテーブルナフキン、今回はそのナフキンの語源ついて掘り下げてみます。

【 ナプキンとナフキン 語源は同じ Napkin 】
ナプキンとナフキンには違いがあるのでしょうか?
日本ではどちらかが衛生用品、もう一方が食事の時に口を拭う四角い布や紙。
しかし、実は、ナプキンもナフキンも語源は同じ napkin なのです。

アメリカ英語では sanitary napkin が衛生用品で、(table)napkin が口を拭うために使われるものです。
一方、英国、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカなど、King’s Englishの国では napkin は別の意味を持ちます。
「赤ちゃんのおむつ」です。衛生ナプキンのことは sanitary towel と呼ぶようです。お食事に口を拭いための布や紙製品は、serviette 。

日本語で「ナプキン」と「ナフキン」を使い分けるのは問題ありませんが、英語圏の人にとっては同じなので、英語で話す時はどちらも、「ナプキン」と発音しましょう。

【 英米で意味が違うということも覚えておいて損はない 】

ナプキンの意味の違いは

アメリカ英語: 口を拭う為のもの、衛生用品

イギリス英語: おむつ

日本人がこの違いを知っていると、一目置かれるかもしれません!